• ProteinDF

  

  インスリン6量体1(306 残基、原子数、4,728、基底関数 26,790) の全電子計算。単量体の凝集に伴う電子の流出入を示す。
  超々速効型インスリンの設計に向けた新しい知見が得られた。
  計算時間はSGI Altics3700 で65 時間

• FrontFlow

  

  ドラフトチューブ内部のキャビテーション流れ解析(FrontFlow/Blue)フランシス水車のドラフトチューブ内で発生するキャビテーション現象を予測するために、LES による非定常解析を行った。本計算は、ドラフトチューブの運転範囲の拡大や安全性の向上に貢献するものである。（協力: 三菱重工業（株））

• ABINIT-MP

  

  地球シミュレータを用いた抗アルツハイマー型認知症薬のターゲットとして重要なアセチルコリンエステラーゼとアリセプトの相互作用解析

• FrontSTR

  

  圧力ポンプの自重解析応力分布図とそのメッシュ図、節点数：36,728,129、要素数:26,289,770、要素種類：四面体2次要素、計算時間：27.3 時間(Itanium2 Cluster,1.4GHz,32CPU)＊今後このモデルでの振動解析を目的としている。高次モードまでの計算が必要なので、更なる計算の効率化が必要である。　( 協力: 日立プラントテクノロジー殿）

• M-SPhyR

  

  (a) 中大脳動脈瘤内の即流分布。

  (b) 血管壁にかかる最大主応力分布。
  いずれも血流・血管壁連成解析の結果。
  流体解析のみの場合に比べて有意な差が確認されており、詳細な解析には連成計算が必要である。

• EVE SAYFA/3D

  

  マクロモデルシミュレーションで表現困 難な詳細な解析を行う。
  大規模建物の3次元シミュレーションの 信頼性を、実在の建物の設計データを 用いて検証した。

• PHASE

  

  地球シミュレータで計算した B-DNAの電子状態と光学伝導度。
  最高占有分子軌道（HOMO) はグアニン（Gua) 上に局在し、最低非占有分子軌道（LUMO）はシトシン（Cyt）上に局在している。

• PSE Workbench

  

  タスクフローを利用した、解析手順の視覚化と、ナレッジとしての蓄積が可能である。
  タスクフローはコメントを付けることでナレッジとして蓄積ができ、テンプレートとして利用することもできる。
  一部パラメータが異なるような解析においては特に効果を発揮する。

• REVOCAP

  

  FrontSTR で航空機の応力解析をしてREVOCAP_Visual でミゼス応力コンターとして可視化している

• 高速化

  

  乱流シミュレーションソフトウェア「FrontFlow/Blue」のスカラーマシン、ベクトルマシンそれぞれの単一プロセッサ上での性能向上の結果の一例。

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