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Interview



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第2回 山出 吉伸(次世代流体解析グループ)
解析の結果が見えてくる瞬間は
何事にも代えがたい喜びです

マーク 山出研究員のプロフィール


次世代流体解析グループでは、ラージ・エディ・シミュレーション(LES)法に基づく非定常解析法の実用化を目指して研究開発を行っています。
今回はアドバンスソフト株式会社の山出研究員にお話をうかがいました。

■まず山出さんのご出身地、少年時代の様子など、その経歴をお聞かせください。

 埼玉県浦和市に生まれ、4歳ほど年下の妹が一人います。
 私は小さなときからスポーツが大好きでした。幼稚園のときからスイミングクラブに通い、小学生のときにはやはり水泳を続け、新たに野球を始めていました。また、中学生のときにはサッカー部に入って、かなり熱中し、ほとんどサッカー少年と言ってもよい男の子でした。
 高校は埼玉県の春日部高校に通っていたんですが、この高校は男子校で、質実剛健であることを建学の精神として守り続けていました。当然、スポーツを奨励する気風も強かったので、私はここでもサッカー部に入り、対外試合にも積極的に参加していました。えっ、成績ですか? 埼玉県はサッカーの強豪校ぞろいで、県代表になるなんてとてもとても(笑)。
 でも、サッカーはほんとうに好きだったんですよ。それで、社会人になった今でも会社のチームに入って、練習や試合を続けているんです。

■山出さんはその後、大学、そして大学院へと進んでいかれましたが、そこではどのような勉強をなさっていたのかをお聞かせください。

 私が進学した大学は東京工学大学です。最初は理学系である第Ⅰ類というところに入って教養科目の勉強を続け、2年生になったときに、当時は設立されて2年目だった地球惑星科学科という新しい学科に進みました。そして、この学科で4年生になったときに斎藤正徳先生のゼミに入って、「非線形波動伝播のシミュレーション」という卒業論文を仕上げました。これは地震研究の一部であって、地震の波動がどのように広がっていくかということを勉強していたわけです。

 大学を出た後、私は東京工業大学の理工学部大学院の修士課程に進み、ここでは理学系研究科に所属して、地球物理学、つまり宇宙空間物理学の中の一部門について研究するようになっていました。大学院での指導教官は藤本正樹先生でした。そして、ここでの研究テーマは、なぜオーロラはできるのかといったように、地球の磁場について研究することでした。

  ちょっとびっくりされるかもしれませんが、「地球は1本の磁石である」と表現することもできるんですよ。地球は磁石であるから、当然のように、N極とS極という2つの磁場を持っています。そして、地球自身の持つ磁場と太陽から放出する太陽風の持つ磁場エネルギーが相互作用することで蓄積された磁場エネルギーが、私たちの見るオーロラのエネルギー源となっているのです。

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