HPCI戦略プログラム 分野4次世代ものづくり

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2016年03月23日
第6回分野4次世代ものづくりシンポジウム(最終成果報告会)
スパコン「京」がひらく科学と社会

開催趣旨

平成22年度にスタートした「HPCI 戦略プログラム」分野4次世代ものづくりでは、ものづくりプロセス自体に変革をもたらすことを狙った二つの課題、製品の性能を飛躍的に向上させることを狙った二つの課題、ならびに、大型設備の安全・安心を大幅に向上させることを狙った一つの課題の合計5課題を研究開発課題として設定し推進してきました。また、分野4では、これらの研究開発課題で得られた成果を広く産業界に普及させるために、さまざまなアウトリーチ活動を展開してまいりましたが本年度で終了いたします。
スーパーコンピュータ「京」が本格稼働を開始して以来、“ものづくり”の分野では、超高精度な予測により大規模な実験をシミュレーションで置き換えることができる可能性があること、超精緻な“みえる化”の実現により新しい構造アイディアの発掘に貢献できることなど多くの成果を創出しました。

本最終成果報告会では、6年間に亙る研究開発成果や成果普及に対する分野4の特徴的施策のご報告を行うとともに、近未来のものづくりを見据えたHPCのさらなる貢献について議論致します。是非、ご参加お待ちしております。

会場案内

場所東京大学生産技術研究所 コンベンションホール(An棟2階)
住所東京都目黒区駒場4-6-1
電話03-5452-6661

定員

250名

参加費

無料(ただし、懇談会3,000円(希望者))

システムの障害で、一時的に23日と24日のプログラムが入れ替わって表示されていた期間がありました。申し訳ございません。

プログラム

2016年03月23日

13:20−13:35開会の挨拶
主催者挨拶 東京大学生産技術研究所 所長 藤井 輝夫
文部科学省挨拶 文部科学省研究振興局計算科学技術推進室 室長 工藤 雄之
分野マネージャ挨拶 アイシン精機株式会社 取締役 小林 敏雄
13:35−13:55「分野4成果の概要とその先への展望」
加藤 千幸 分野4統括責任者 東京大学生産技術研究所 教授
革新的シミュレーション研究センター長
【プロダクトイノベーションへの貢献】
13:55−15:05課題1:輸送機器・流体機器の流体制御による革新的高効率化・低騒音化に関する研究開発
「全体成果の概要」藤井 孝藏 課題責任者 東京理科大学 教授
「プラズマ気流制御の風車適用の検討」田中 元史 株式会社東芝 参事
「プラズマ気流制御の自動車空力制御への適用検討」清水 圭吾 マツダ株式会社 技術研究所
「プラズマ気流制御技術 ―実験研究者の視点から―」瀬川 武彦 産業技術総合研究所  
15:05−16:05課題2:次世代半導体集積素子におけるカーボン系ナノ構造プロセスシミュレーションに関する研究開発
「全体成果の概要」大野 隆央 課題責任者 物質・材料研究機構 特命研究員
「グラフェン成長 -大規模シミュレーション-」 山崎 隆浩 物質・材料研究機構 特別研究員
「グラフェン成長 −実験からの期待−」高村 真琴 日本電信電話(株) NTT物性科学基礎研究所
「SiCパワーデバイス特性向上を目指したシミュレーション研究(仮題)」清水 達雄
株式会社東芝 研究開発センター 研究主幹
16:05−16:20ブレイク(15分)
【プロセスイノベーションへの貢献】
16:20−17:50課題3:乱流の直接計算に基づく次世代流体設計システムの研究開発
「全体成果の概要」加藤 千幸 課題責任者 東京大学生産技術研究所 教授
「自動車用次世代空力熱設計システムの概要」坪倉 誠 神戸大学 教授
「“京”を利用した自動車の風騒音解析事例紹介」飯田 桂一郎 スズキ株式会社
「ミラー騒音解析のための実車Wall Resolved LES解析」寺村 実 株式会社本田技術研究所 主任研究員
「車両運動性能向上を目指した非定常空力シミュレーション」小林 竜也 富士重工業株式会社
「乱流の直接計算に基づく次世代数値曳航水槽の開発」西川 達雄 一般財団法人日本造船技術センター 課長
「燃焼器設計開発支援のための燃焼数値シミュレーション」武藤 昌也 京都大学 特定助教
17:50-17:55閉会の挨拶 加藤 千幸 分野4統括責任者 東京大学生産技術研究所 教授
革新的シミュレーション研究センター長

2016年03月24日

10:00−10:05開会の挨拶 加藤 千幸 分野4統括責任者 東京大学生産技術研究所 教授
革新的シミュレーション研究センター長
【プロセスイノベーションへの貢献】
10:05−11:15課題4:多目的設計探査による設計手法の革新に関する研究開発
「全体成果の概要」大山 聖 課題責任者 宇宙航空研究開発機構 准教授
「京で可能になったロケット射点形状の空力音響多目的設計探査」立川 智章 東京理科大学 講師
「車両空力性能向上のためのタイヤ設計」小石 正隆 横浜ゴム株式会社 理事・研究室長
「スパコン「京」を用いた複数の車体構造の同時多目的設計最適化」小平 剛央 マツダ株式会社 アシスタントマネージャー
【安心・安全社会構築への貢献】
11:15−12:25課題5:原子力施設等の大型プラントの次世代耐震シミュレーションに関する研究開発
「全体成果の概要」中島 憲宏 課題責任者 日本原子力研究開発機構 副センター長
「石油・化学プラントにおける次世代耐震シミュレーションの活用」松川 圭輔 
 千代田化工建設株式会社 主席技師長
「一般産業機械における次世代耐震シミュレーションの活用」 杉山 道子
株式会社荏原製作所 構造・振動解析グループ長
12:25−13:50昼食休憩 ポスターセッション
【計算科学技術推進体制構築】
13:50−15:00「全体成果の概要」畑田 敏夫 課題責任者 東京大学生産技術研究所 特任教授
「HPC/PFの開発・利活用と今後の展開」小野 謙二 理化学研究所/神戸大学 チームリーダー/客員教授
「アウトリーチ活動の成果と今後の展開」川鍋 友宏 東京大学生産技術研究所 特任研究員
15:00−15:30ブレイク(30分)
【パネルディスカッション】
15:30−17:15「今後の実用化に向けて」
司会:加藤 千幸 東京大学生産技術研究所 教授
パネリスト:
藤井 孝藏 東京理科大学 教授
大山 聖  宇宙航空研究開発機構 准教授
西川 達雄 一般財団法人日本造船技術センター 課長
農沢 隆秀 マツダ株式会社 技術研究所 技監
福島 伸  株式会社東芝 研究開発センター 首席技監
17:15-17:20閉会の挨拶 加藤 千幸 分野4統括責任者 東京大学生産技術研究所 教授
革新的シミュレーション研究センター長
17:20-18:30懇談会(3,000円(希望者))
プログラムは都合により変更になることがあります。

お問い合わせ

東京大学生産技術研究所 革新的シミュレーション研究センター

住所東京都目黒区駒場4-6-1
TEL03-5452-6661
FAX03-5452-6662
E-mailoffice@ciss.iis.u-tokyo.ac.jp
URLhttp://www.ciss.iis.u-tokyo.ac.jp/supercomputer/

主催

東京大学生産技術研究所
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

後援

国立研究開発法人理化学研究所 計算科学研究機構
一般財団法人高度情報科学技術研究機構
公益財団法人計算科学振興財団
一般社団法人HPCIコンソーシアム
スーパーコンピューティング技術産業応用協議会

協賛
学会(22機関程度予定)

HPCI戦略プログラム最終年度のシンポジウム

HPCI戦略プログラムのシンポジウムや成果報告会につきましては、以下の各分野のWebサイトまたは理化学研究所 計算科学研究機構のWebサイト「HPCI戦略プログラム(戦略5分野)について」からご覧いただけます。

分野1 Supercomputational Life Science 2015 〜分野1 予測する生命科学・医療および創薬基盤〜
(10月20日-21日)
分野2 第6回CMSI研究会 〜分野2「新物質・エネルギー創成」最終成果報告会〜 (12月7日-8日)
分野3 防災・減災に資する地球変動予測 最終成果報告会 (2016年1月28日)
分野3 第6回地震津波シミュレーションワークショップ 〜「京」が拓く地震津波減災シミュレーションの未来像〜 (2016年3月18日)
分野4 第6回HPCI戦略プログラム「分野4 次世代ものづくり」シンポジウム(最終成果報告会)
(2016年3月23日-24日)
分野5 Quarks to Universe in Computational Science (QUCS 2015) (11月4日-8日)
AICS/RIST シンポジウム「スーパーコンピュータの今とこれから」(2016年1月29日)
RIST 第2回「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題成果報告会 (10月26日)

HPCI戦略プログラム
最終年度に行うシンポジウム一覧表
(11月27日現在)

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