スーパーコンピューティング技術産業応用協議会(産応協/ICSCP)は、産業界における次世代のイノベーションの担い手となる人材を育成するため、1,000コア級の大規模HPC(High Performance Computing)技術を習得する機会として『HPC産業利用スクール』を平成21年に開講致しました。 平成21年度は通算3回のコースを、また平成22年度は、5月に大阪にて入門コースを、7月に実践コース(流体編)を、9月にサマースクールを実施し、受講生からは大変好評を頂いております。 本先端コースは、東京大学生産技術研究所革新的シミュレーション研究センター(CISS)、東京大学情報基盤センターの共催を得て、受講生自身が持ち込む個別課題を超大型並列計算機(T2Kを予定)を用いて解析して頂くニーズ直結型のコースで、他の講習会では体験できない内容になっています。期間は最長3ヶ月、その間最大1,000コア×100時間程度のCPUリソースを使い、専門家の指導も受けられる、HPCスクールの中でも特別な人材育成プログラムです。そのため、受講生は年間10名程度の解析経験者に限定させて頂き、また、持込み課題内容がコースとして受入可能かどうかの視点でヒヤリングを実施、その結果を持って選抜させて頂きます。 本コースでは、次世代スパコン「京」にもつながる超並列計算対応の先端ソフトを用います。是非この機会をご活用ください。
場所 | 東京大学生産技術研究所 連携研究棟(旧CCR棟) |
住所 | 〒153−8505 東京都目黒区駒場4−6−1 |
電話 | 03-5452-6661 |
10名
100,000円(参加者1名当り、税込、但しICSCP会員は80,000円)
2011年02月01日
【HPC産業利用スクール:先端コース】 平成23年2月 1日(火)から適宜開始し開始から3ケ月 応募条件:大規模計算課題を有するもので、 HPC産業利用スクール実践コース受講修了者 または、以下のいずれかのアプリケーション使用経験者; FrontFlow blue またはred,FrontISTR,REVOCAP,PHASE等のイノベーションソフト (解析内容等の守秘に関しては、個別に相談に応じます。) 詳細はこちらもご覧下さい。 |
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HPC産業利用スクール先端コースお勧めの方 ・産業目的で大規模計算が必要と考えられる課題(流体、構造、ナノ)をお持ちの方 ・これまでPC等で解析を行ってきたが、現象がうまく表現できないとお困りの方 ・これまで小規模計算を行ってきたが、超並列計算との違いが知りたい方 ・並列計算機導入に際し、その可能性と有効性を知りたい方 ・国プロ超並列ソフトの試験利用、導入等を考えている方 ・大規模シミュレーションに関して大学研究機関との共同研究を考えている方 ・次世代スパコン“京”を業務に活かしてみたいと考えている方 |
スーパーコンピューティング技術産業応用協議会
住所 | 〒100ー0004 東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル |
TEL | 03-5218-1058 |
FAX | 03-5218-1077 |
a-sei@jeita.or.jp | |
URL | http://www.icscp.jp/ |
スーパーコンピューティング技術産業応用協議会(産応協/ICSCP)
東京大学生産技術研究所 革新的シミュレーション研究センター
東京大学情報基盤センター