戦略的基盤ソフトウェアの開発：研究成果：イベントカレンダー：内容の詳細

―次世代流体解析システム―

終了しました。

ごあいさつ
　計算科学技術は産業を支える基盤技術として重要な役割を担っています。特にバイオ、ナノテクノロジー、環境分野などの先端科学技術分野の一端として流体解析分野においても、産業競争力の鍵を握る技術となっています。そこで、文部科学省ITプログラム「戦略的基盤ソフトウェアの開発」プロジェクトが2002年度より開始され、現在100名を超える研究者・技術者が東京大学駒場リサーチキャンパス内に結集して、プロジェクトを推進しています。

　本プロジェクトの目標は、わが国における計算科学用の実用的ソフトウェアの開発・保守体制の確立にあります。このため、先端的実用ソフトウェアの開発を業務とするベンチャー企業アドバンスソフト（株）等と連携して、本プロジェクトを推進しています。昨年度より本プロジェクト活動の一環として、「戦略的基盤ソフトウェアの開発・ワークショップ」を月１回程度の頻度で継続的に開催しております。
　本プロジェクトでは、昨年度成果としまして６月13日に10本のソフトウェアを公開いたしました。次世代流体解析Gr.におきましてもFrontFlowのタイトルにて新たに乱流LES解析コードを２件公開いたしております。第６回は、公開したFrontFlowコードの紹介とあわせて、産学官の各界の皆様とともに実用化に向けてのご討論をいたしたくワークショップを企画いたしました。
　ご多忙のところとは存じますが、多くの方のご参加をお待ち申し上げます。

東京大学生産技術研究所
計算科学技術連携研究センター長
戦略的基盤ソフトウェアの開発プロジェクト研究代表
加藤千幸

プログラム（平成15年７月17日（木））

13:30~13:40

「挨拶」

加藤千幸	東京大学生産技術研究所　「戦略的基盤ソフトウェアの開発」プロジェクト研究代表

【講演】

13:40~14:20

「FrontFlow／red （燃焼・混相流解析）の公開」
　張会来　アドバンスソフト（株）　リーダー

14:20~15:00

「FrontFlow／blue （ターボ機械・流体音解析）の公開」
　加藤千幸　東京大学生産技術研究所教授

15:00~15:15

【休憩】

15:15~16:45

【パネルデイスカッション】
「次世代流体解析システムの実用化」

司会	：	寺坂晴夫　東北大学流体科学研究所客員教授
パネリスト	：	藤川泰彦　（株）ヴァイナス代表取締役社長
		滝田泰彦　東北大学大学院工学研究科助教授
		森川　泰成大成建設㈱建築技術研究所室長
		宮川　和芳三菱重工業㈱高砂研究所主席
		郡逸平　三菱自動車工業（株）車両研究部グループ長

16:45~17:00

【総合討論】

17:15~19:00

【ユーザー会：次世代流体解析研究会】　懇親会　（有料 2000円メンバー以外の参加も歓迎）

19:00

【閉会】

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