これまで、ものづくりの現場では、複数の部品から構成される大規模なアセンブリ構造体を連成解析できるシステムがありませんでした。このため、解析は構成要素に対して流体・構造・磁場単体で行われており、精度的に不十分なものでした。そこで本サブテーマでは、PC クラスターから次世代スパコンなどの超並列計算機にも対応可能な大規模アセンブリ構造体マルチ力学シミュレータ、REVOCAPを開発します。
これまで、ものづくりの現場では、複数の部品から構成される大規模なアセンブリ構造体を連成解析できるシステムがありませんでした。このため、解析は構成要素に対して流体・構造・磁場単体で行われており、精度的に不十分なものでした。そこで本サブテーマでは、PC クラスターから次世代スパコンなどの超並列計算機にも対応可能な大規模アセンブリ構造体マルチ力学シミュレータ、REVOCAPを開発します。
このREVOCAP は、数10TFLOPS 級の超並列計算機環境では、流体解析1 億DOF、構造解析1 億DOF、磁場解析1 億DOF の多様な連成解析を実現し、次世代スパコン上では、流体解析1000 億DOF、構造解析100 億DOF の連成解析を実現可能とします。REVOCAP は「革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発」プロジェクト等で開発した大規模並列シミュレータ(FrontFlow、FrontSTR、REVOCAP_Magnetic) およびそれらを統合した連成解析システム(REVOCAP_Coupler, Mesh, Visual)の機能を拡張・発展させることにより、開発します。 実機アセンブリ構造の連成解析を、設計の初期段階にフロントローディングすることにより、実機全体の課題の早期抽出・早期対応が可能となります。その結果、ものづくりのプロセスイノベーションが実現するとともに、革新的製品(プロダクトイノベーション)の創出を強力に牽引することが可能となります。
マルチ力学解析シミュレーター REVOCAP
REVOCAP_Coupler ver.2.0
REVOCAP_PrePost ver.1.6
REVOCAP_Refiner ver.1.1