本サブテーマでは、大規模な超並列解析対応の次世代ものづくりシミュレーションシステムを構成する熱流体解析コードFrontFlow/blue、構造解析コードFrontISTR、音響解析コードFrontFlow/blue-ACOUSTICS等のソルバーとREVOCAP連成解析システムを統合して扱うことができるシミュレーション・プラットフォームです。
本サブテーマでは、大規模な超並列解析対応の次世代ものづくりシミュレーションシステムを構成する熱流体解析コードFrontFlow/blue、構造解析コードFrontISTR、音響解析コードFrontFlow/blue-ACOUSTICS等のソルバーとREVOCAP連成解析システムを統合して扱うことができるシミュレーション・プラットフォームです。
現代は、スーパーコンピュータ「京」を始めとするスパコンや計算サーバにおける演算速度が飛躍的に進歩し、数年前までは実行が難しかった超並列大規模解析が実現可能な時代となりました。超並列大規模なものづくりシミュレーションを短時間で行えるようになったことにより、計算の予測精度の向上や複雑な形状をもつ実機をまるごと解析することが可能となり、製品性能の高度な予測技術やものづくり設計技術の更なる向上が益々期待できます。
これまでは、解析初心者がいざ超並列大規模解析を実行しようとすると、データハンドリングの煩雑さ、設定の複雑さ等が障害となることがあり、超並列解析対応シミュレーションシステムは、解析技術者のための解析ツールとして位置づけられてきました。統合インターフェースFrontWorkBenchは、幅広いユーザの利便性に配慮した様々な特徴を備えており、ものづくりシミュレーションシステムに求められる高度な操作性を実現します。そのため、FrontWorkBenchを介してシミュレーションシステムを操作することで、超並列解析対応シミュレーションシステムは設計者が簡単に使用できる設計ツールとなり、解析初心者でも従来のCAEと同じ感覚で大規模解析を実施できます。
ものづくり設計に関わる多くのユーザの役に立つことを目指しているのが、シミュレーションシステム統合インターフェースFrontWorkBenchです。
次世代ものづくりシミュレーションシステム統合インターフェースの研究開発
FrontWorkBench ver.3.0.0