• 大規模アセンブリ構造対応非線形構造解析ソフトウェア

    ソフトウェア情報

    実際の製品や構造物の強度を設計・評価する場合に有限要素法による構造解析が多く用いられます。従来の構造解析は、予めクリティカルになる部位を設計者が想定し、その部位に対する解析を行うことが一般的でした。ところが、近年の計算機能力の飛躍的向上により、製品や構造物をまるごと解析するというニーズが産業界で高まっています。このニーズに応えるソフトウェアとして、革新性と実用性を兼ね備えるハイエンド有限要素解析基盤ミドルウェアHEC-MWと大規模並列有限要素法構造解析プログラムFrontISTRを開発しました。

    HEC-MW ハイエンド有限要素解析基盤ミドルウェア

    PC クラスタ向けの有限要素解析ライブラリー・プログラムです。本バージョンでは、幾何学的マルチグリッド並列ソルバー、多点拘束(MPC)機能によるアセンブリパーツ接続機能を備え、本ライブラリーを用いることで並列FEM開発を容易にします。

    2013.03.26
    HEC-MW Ver.4.2 リリース

    HEC-MWによる大規模並列有限要素法構造解析プログラム

    FrontISTRは有限要素法構造解析プログラムであり、線形ソルバー部、メッシュハンドリング部及び可視化部にはHEC-MWを用いることにより大規模並列解析を可能としています。解析機能として、弾性静解析・動解析、材料・幾何学的非線形静解析・動解析、接触静解析・動解析、モーダル応答解析を含む固有値解析及び熱伝導解析の諸機能を有しています。要素については、一部の機能を除き、基本的にソリッド要素およびシェル要素をサポートしています。プリ・ポスト処理にはREVOCAP_PrePostを基本的に利用しますが、ポスト処理の一部については、汎用プレポストFEMAPのニュートラルデータや汎用可視化ソフトAVSのUCDデータをサポートしています。

    2013.03.26
    FrontISTR Ver.4.2 リリース

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