大岡龍三 教授

大岡研究室では、都市の環境とエネルギーに関する研究を行っている。特にCFDを利用した建物内外の気流解析、都市の大気環境解析、風環境解析、ヒートアイランド予測を行い、都市における乱流現象の基礎的な検討を行うとともに、よりよい都市環境実現のための環境影響評価や設計に役立てている。最近では、気候変動を加味した建築設計のための将来気象データの整備を行っている。それとは別に都市のエネルギー問題改善のため、メタヒューリスティックや機械学習などを利用した都市エネルギーシステムの最適運用手法の開発や、建築の消費エネルギーを正味で0にするゼロ・エネルギー・ビルの開発も行っている。このように大岡研究室は未来に向けての都市のあり方を提案している。